このたびは M28 をご購入頂き、まことにありがとうございます。
本製品は、単体では運転スクリプトを含まない装飾用途のものですが、購入された方や他のクリエイターのみなさまが、後から追加で様々な機能を開発できるよう、VIAS 1) を搭載しています。
この AnalogMatic for M28 は、VIAS を実際にどうやって導入するのかのデモンストレーションを兼ねて開発したもので、以下の簡単な手順で M28 にインストールすることが可能です。
以上でインストール完了です。
AnalogMatic for M28 をインストールした車体は --ANHELO-V01AM-173RC :: a cycle car にオブジェクト名が変わります。以下、インストールが完了した車体は V01AM と表記します。
V01AM は、カーソルキー、もしくは [W][A][S][D] 操作系で運転操作を行います。基本的に SecondLife のアバター操作や他の乗り物と似ていますが、大きく異なる点があります。
V01AM は、一般的な乗り物と異なり、キーを押している間はその効果が増加(減少)し続けます
V01AM は、キーから指を離しても、直前の状態をキープし続けます
操作の感覚をつかむまで、はじめはパーキングブレーキをかけたままキー入力を試し、フローティングテキストの数値の変化を確認してください
コマンドは、運転者(オーナー)が運転席に座っている間のみ有効で、以下のコマンドをチャットで発言することで車の状態を変化させることができます。
V01AM では、アクセル操作をしても、ブレーキ操作をしても、ギアを操作しても、単にスピードが変化するだけです。
ただし、シフトダウンではブレーキランプは点灯しません。
通常、[Shift] を押しながら [→] を押すイメージですが、押す順番は逆を想定してスクリプトを組んでいます。
[→] を押してハンドルを右にまわしてるんだけど間に合いそうにない!
こういう場合に、[→] を押したまま [Shift] を追加入力すると、約20%にあたる量のハンドル操作を即座に行います。この場合は
[Shift] は小刻みに!
がポイントです。[Shift] を押しっぱなしにするのでなく 2) 、トン、トン と、クリックの要領で軽く叩いてすぐ指を浮かすことがコツです。
この状態でハンドルを切ると、0% / 20% / 40% / 60% / 80% / 100% だけ使うので、どうしても馴染めない方はこの状態で慣れるといいかもしれません。また、狭く入り組んだサーキットコースを走るときなどにも有効かもしれません。
ちなみに、[Shift] を押している間も、[←] と [→] の同時押しでハンドルは中央に戻ります。
アクセルを踏み込んだ状態でパーキングブレーキを解除すると急発進し、場合によっては非常に危険です。が、逆にそういう楽しみ方もしていただけます。
V01 AnalogMatic を右クリックから編集しオブジェクトの説明欄を見ると、6つの数値が並んでいます。この6つの数値は、左から順に
となっています。
デフォルトでは「0.05, 0.05, 0.4, 0.0, 0.65, 0.05」となっており、これは
integer link_number; llSitTarget(<0.05, 0.05, 0.4>, ZERO_ROTATION); llLinkSitTarget(link_number, <0.0, 0.65, 0.05>, llEuler2Rot(<0.0, 0.0, -90> * DEG_TO_RAD));
と処理されています。