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この Exchange Server は、以下の用途を想定して開発したものです。
そのため、ガチャマシンと統一したデザインで、ガチャマシンの土台として設置した際に違和感なく見えるように作っています。
チケットに入れるスクリプト(名称 : exchange.lsl)のパーミッションは、初期状態では NO Mod / Copy / Trans になっています。インベントリ内で exchange.lsl を右クリック → プロパティを選択し、Copy 権限のチェックを消してください。
また、チケットを設定する際にも、必ずこの項目を毎回チェックするようにしてください。
この Exchange Server を利用するためには、前もって以下のものを準備しておく必要があります
チケットは設定した後に箱詰めするので、現段階では箱詰めしないようにしてください。
景品は、 Exchange Server に入れるだけです。
(チケット名)|(景品名)
例) 1つの交換機で2種類の交換を行う場合
この際、交換機が設定を読み上げます
景品が存在しない場合は、景品名をよく確認して再入力してください。
交換機から以下のように聞こえると、設定完了です
[OK] Set up complete. DONT FORGET to 1) open "prize-list.conf" and add LinkID to [test ticket 01] >> cf03fdf8-7975-1464-0c67-6543a6452248 2) change permission of [test ticket 01] : NO MOD / NO COPY / trans 3) change permission of the SCRIPT in [test ticket 01] : NO MOD / NO COPY / trans
もし、チケットの上に赤字の「ERROR」が表示された場合は、チケット名にスペルミスがないかどうか確認して、再度チケットをクリックして再設定を試みてください。
また、いつまでたっても、チケットの上の「try accessing server」の文字が消えないときは、交換機の通信可能エリア内にチケットがなく通信が届いていません。適切な位置に動かし、再度チケットをクリックしてください。
前章で交換機から聞こえた通りの作業を終えると完了です。
test ticket 01|test prize 01|cf03fdf8-7975-1464-0c67-6543a6452248
この LinkID は、設定者であるあなた以外は知りようのないもので、通信時のパスワードのはたらきをします。セキュリティー上、他人に教えないようにしてください。
ここまで済みましたら、このチケットを箱詰めし、ガチャマシンに入れてください
尚、最終的には、交換機は以下のように設定内容を発言するはずです
2. 景品とチケットのひも付けでのものも含めると、合計4つの状態が存在することになります。
以下の項目をチェックしてください
以上の項目をすべてクリアしたら、設定は完了です。おつかれさまでした。
誰かが交換を試みた際には、そのことを知らせる通知(IM)が届きます。必要に応じて対応してください。
OK | チケット名 | アバター名 (TicketID : UUID)
» 正常に交換が行われました ⇒ 対応は不要です
TICKET ERROR | チケット名 | アバター名 (TicketID : UUID)
» 誰かが別の交換機にチケットを REZ しました ⇒ 基本的に対応は不要ですが、何度も場所を間違えているようでしたら正しい交換機を案内してあげてください。
まずありえないとは思いますが、手動では不可能なスピードで同一人物の TICKET ERROR が出る場合、交換機に対して不正アクセスを試みている可能性があります。このようなケースが生じたときは、交換機をいったん片付け、fk0724 までご連絡ください。
SERVER ERROR | チケット名 | アバター名 (TicketID : UUID)
» 誰かが交換を試みましたが交換機内に景品が見当たりません ⇒ 設定が不十分だったことが考えられます。設定を見直し、該当アバターに連絡してください。
尚、この際送られてくる IM 通知は交換機にログとして残っています。ログは、本体をクリックしダイアログから「LOG」を選択することで、直近の99件を確認することが可能です。
» 誤ってダイアログの「辞退(Discard)」を選択した場合、正常に交換が終了したにも関わらずインベントリに届かないケースが発生する可能性があります。正常に交換が終了した場合は、チケットを使った人に次のようなアナウンスが行われます。
If you fail to receive, please tell this ID to shop owner --------------------------------------------------- TicketID : 2333c649-c6bb-7f9c-6cf1-e9b48ad2058c ---------------------------------------------------
まずは、TicketID を尋ねてください。次に、アバター名とチケット名、ならびに TicketID がログに存在し、交換が正常に行われているかどうか確認してください。これらの条件をクリアしている場合は手動で景品を渡して差し支えありません(すでにチケットは消滅していますし、景品は譲渡不可なので重複しても問題ない)。
» 複数の交換機を設置している場合、別の交換機の上に REZ するとこのエラーが出ます。その際、交換を試みた人には [ERROR] It seems that you try at the wrong zone. Check the REZ ZONE and try again, please. とアナウンスしています。通常、これで場所を間違えたことに気づくはずなのですが、問い合わせがあった場合は正しい交換機の場所を案内してあげてください。
» 設定ミスで、交換機の中に該当景品が存在しない場合に SERVER ERROR が発生します。この場合は交換機の設定を見なおしてください。チケットそのものは生きていますので景品を手渡しする場合は同時にチケットの回収も行うようお気をつけください。
尚、チケットを使った人には [SERVER ERROR] The corresponding prize is not in the server. It seems that the service is temporarily suspended by the store. Please try again later. (You don't have to tell this error to the shop owner. The server already sent him/her this error and your avatar name.) とアナウンスされます。
» REZ 権限がない土地で REZ した場合、インベントリから消えたように見えますが、リログするとインベントリに戻ります。そうお伝えください。
» 「Unpack されたスクリプトは、あらゆるデータがリセットされ初期状態に戻る」というのが SL の仕様のようです。そのため、別のオブジェクトに入れても交換機では使えません。手動での直接交換に応じるか、Unpack したら無効とするかは、運用前に決めておくと良いと思います。私のところでは、一応、報告があれば空のチケットと引き換えに交換に応じるようにしています。
» リセットされたチケットは復旧不可能です。使えません。チケットを NO Mod に設定している状態ではスクリプトをリセットすることができません。Mod 可で運用する場合はリセット可能なのでこの問い合わせがあるかもしれません。判断および対応はお任せします。
参考)公開に先立ち、 anhelo においてこのシステムを試験導入し、実際にお客様に使って頂きました。約500件の交換中、4.の問い合わせが1件、5.の問い合わせが1件発生し、TICKET ERROR、SERVER ERROR、その他の事故ともに発生ナシという結果でした。「どこで交換すればいい?」という問い合わせは定期的にあります(これはもう諦めていますw)。また、「交換してくれ」と手動でチケットを送ってくるケースが1件ありました(来るのが面倒だったのでしょうか…)。